平成29年度「歯と口の健康週間事業」報告
2017.06.29
6月、山形市歯科医師会より依頼を受け、障がい者福祉施設に同行し無料歯科検診、歯科相談及び歯科保健指導を行った。今年度訪問したのは2施設。
訪問先 | 日時 | 人数 | Dr | DH数 | 内容 |
みちのく屋台こんにゃく道場 | 6月7日(水) 13:30-15:00 |
15名 | 大沼典男 | 3名 | マスコミ取材あり |
夢工房 | 6月29日(木) 13:30-15:00 |
39名 | 佐々木琢哉 橘英弘 |
6名 |
みちのく屋台こんにゃく道場
近年ではH25年に訪問あり。受診者は20~40歳代の方たちで、皆さん大変協力的で歯科検診、歯科保健指導はスムーズに行われた。う蝕の治療の必要性のある方は半数ほど、歯周病の治療の必要性がある方はほぼ全員であった。
夢工房
近年ではH24年、H27年に訪問あり。受診者は10~60歳代と幅広く30歳代が一番多い。う蝕の治療の必要性のある方が4割、歯周病の治療の必要性がある方は8割であった。H24年の訪問をきっかけに口腔ケアの重要性を理解いただき、生活介助中心の方には職員による介助歯磨きを実施している。
まとめ
歯科検診後は、一人一人Drから声を掛けて頂き、受診者は笑顔を見せていた。
2施設とも口腔ケアは自己管理のため、どうしても歯垢や歯石沈着が多く見られう蝕、歯周病の進行している方が多く見られた。また甘味嗜好品の摂取が楽しみになっている方、早食いの癖や、うがいが上手く出来ない方など口腔機能の問題のある方もいられるので、DHは赤染による歯磨き指導を中心に、食生活の注意点や口腔機能のトレーニングも盛り込み、これからの参考にしてほしいと話した。
今年度もご協力させていただき有難うございました。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
(歯科衛生士 小形紀子 記)