平成20年度「歯と口の健康週間事業」報告

保育園・幼稚園

鈴川幼稚園は平成14年に、出羽大谷幼稚園は平成15年に訪問しており、今回2度目の訪問でした。出羽大谷幼稚園からは、年長児だけでなく年中児にもクラス毎指導のリクエストがあり実施しております。今、幼稚園でも食育が盛んで、これに関連した指導が出来たらもっと良いと思いました。園では、これを機会に昼食後の歯磨きにつなげ、こどもたちの口の健康を守っていきたいとのことでした。

障害者福祉施設

今回新たな訪問先を模索し、日程などを調整するのに難航しました。残念なことは、打ち合わせ後に施設に急ぎの仕事が入り、予定していた日程では実施不可能となり訪問できなかった施設があったことです。今回の施設では、8:30～5:00まで納期がある様々な仕事（それぞれの依頼主からの期限付きの仕事）をしていて、時間調整に協力いただき感謝しています。
第2リハビリセンターは、入所80名、通所30名の身体障がい者授産施設で、人数が多く心配しましたが、希望者30名で当日は混乱もなく実施できました。聴覚・言語に障害を持つ方が多く、手話が多少できる歯科衛生士がいたこと、筆談用に小さなボードを持参したことはコミュニケーションに非常に役立ちました。検診結果は、お盆に帰省の折、家族に伝え受診につなげていきたいということです。
今回歯科衛生士、実人数10名（この事業にはじめて協力する歯科衛生士5名を含む）延べ人数22名で訪問しました。新たなメンバーが加わったことで、会員の更なる資質向上に努めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

山形県歯科衛生士会　理事　渡辺まり子